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ラパ・ヌイ国立公園 Rapa Nui National Park アフ ラノララクの山 RANORARAKU   

ラノララクの山 RANORARAKU

モアイについてはラノララクのモアイのページを参照 ここでは山について紹介します。「ラノ」というのはラパヌイ語で湖を意味します。ですので、本来ラノララクとはカルデラの中心の湖を指した名前だと思います。イースター島にはラノカウラノアロイ、そしてここと3つの湖がありますが、個人的にはここが一番湖らしい湖と感じました。
【ラノララクの山 RANORARAKU】
下の地図の「入り口」方向から見たラノララクの全体像です。これを撮ったのは「アフ アカハンガ」。背後は海。この山はモアイを切り出しすぎて山の形が変わってしまったとのこと。真ん中あたりのへっこんでいるところがそうなのかちょっと不明です。分かりにくいのですが、山の麓に黒くポツポツしているのが全てモアイです。
【ラノララクの山 RANORARAKU】
山頂を超えて、内部を見たところ。とても美しく気持ちのよい景色です。
【ラノララクの山 RANORARAKU】
カルデラ湖の全景。黒くポツポツとあるのは、もちろんモアイです。
【ラノララクの山 RANORARAKU】
湖のほとりまで来てみました。水は澄み、緑も鮮やかでとても美しい光景です。
【ラノララクの山 RANORARAKU】
湖は茶色に見えますが底面の色ですので、水は澄んでいます。
【ラノララクの山 RANORARAKU】
トトラが茂る湖畔。
【ラノララクの山 RANORARAKU】
確かにこれはトトラですね。南米、ベルーとボリビアの国境にあるチチカカ湖と同じものです。ノルウェー人考古学者、ヘリエルダールはこれを見て、「イースター住民は南米から来た説」を唱えたとのこと。
【ラノララクの山 RANORARAKU】
島で良く見かけるマメ科の植物。食用にはならなさそうですが、何らかの動物にとってはエサになりそうです。
【ラノララクの山 RANORARAKU】
山の中心にあるカルデラ湖。面積の1/3を葦の一種、トトラが覆っています。
【ラノララクの山 RANORARAKU】
山の中腹に見える黒い点々は、みんなモアイです。
【ラノララクマップ】 
ラノララクのモアイのページと同じ、ラフな地図でごめんなさい。でも実際にこんな感じです。方角その他については詳細地図で確認してください。
【山の入り口】
上の地図の「入り口」です。ここには簡易トイレと説明版があり、全体像がつかめます。車を止める駐車場もあります。ここからもモアイはたくさん確認することができます。
【ラノララク頂上から見た「入り口」】
上の写真の反対です。つまり頂上から下の入り口を見たアングル。写真のちょうど真ん中あたりに少し丸くなっているのが「入り口」です。ここまで歩いて30分程度。とにかく視界を遮るものがないためにまさに「絶景」です。
【あっ、魚だ】
湖の中をよく見るとたくさんの魚がいました。小さいけれども大量に群を成していました。日本の種類で言うとアブラハヤ(コイ科)のような感じです。島本来のものか、それとも後になって西洋人によって持ち込まれたのかは分かりませんが、この湖に体長1〜2cm程度の淡水魚が大量に住んでいることは確かです。

 

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