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812ある世界遺産のうち貧乏個人旅行で訪れた48カ国111サイトを写真と現地情報で紹介

 

トラブル対処・解決法

個人旅行では必ずトラブルに巻き込まれます。各地で様々な修羅場?を超えてきた経験を元に「トラブルにあったときどうするか」対応集を作りました。(当然ですが全て実話です。) (photo:jepny cebu.Philippines)


 

「手荷物が出てこない!」
ロストバゲージ対処法

トルコにて

 

目的地に飛行機が到着し[TO THE CITY][Entry]などの表示に従って、手荷物を受け取りに行きますよね。そしてターンテーブルをぐるぐる見回して、自分の荷物がないか確認します。その時、待てど暮らせど荷物が出てこないときかあります。誰もいなくなった荷物カウンターで、ベルトの音が止まったときのあの不安感は何ともいえません。これがいわゆる「ロストバゲージ」手荷物が届かないトラブルです。これは完全に航空会社の責任とはいえ、文句を言っても始まりません。ほとんどの場合、別の飛行機に積み込んでしまった、などが多く、数日待てば手元に来る場合が多いのですが、困ることは確かです。まず、近くの空港職員に聞き、航空会社のオフィスに行きましょう。航空券のウラに貼ってあるであろう、クレームタグを見せ、何色のどんな形のどの大きさの鞄がないのか申請します。この時名前(ネームタグ)がないと相手も困るので必ず搭乗前には必ず名札をつけましょう。あとは、この係員と交渉ですね。たいてい次の空港−そしてホテルなどの場所へ配達までしてくれるので、その約束をして、証明書をもらってその場を去りましょう。当座の日用品の購入費は航空会社で出してくれる場合もありますし、自分の旅行保険でカバーしている場合があるので、確認をし、必ずレシートを取っておきましょう。
  ちなみに私の場合。ロストバゲージは数回あるのですが、トルコのイスタンブール空港で荷物が届かない時の例を書きます。この時、成田−アムステルダムをJALのPEXチケットで飛び、そのあとアムス−イスタンブールをKLMで飛んだという変則チケットが災いしてか、荷物がアムステルダムで積み残されてしまったとのこと。しかも、アムス−イスタンブールは一日一本、つまり翌日まで来ないと言われ「じゃあ別の便で運んでよ」というボクをおじさんはとりあわず、少々けんか気味の会話をしましたが、結局仕方なく一日待ちました。「午後5時にホテルに届ける」という約束をしたのにちっとも来ないので、空港に電話をかけると「空港に取りに来い」とのこと。頭に来ましたが、荷物がないと困るので、車を運転し空港へ行きました。到着ロビーの扉を逆流し、荷物オフィスでまたあのおじさんに話を聞くと「飛行機が遅れたから午後9時にもう一度来い」とのこと。やはりまた、文句を言ってみたのですが、どうしようもないとのことなので、再度午後9時に行き、無事荷物を手に入れました。係員のおじさんとも顔なじみになり、最後は握手をして別れました。ここでの教訓。
1.ネームタッグを必ずつける
2.荷物を分散する
3.係員のおじさんとしっかり交渉する

「T/Cを落とした!」

貴重品紛失対処法

オーストラリアにて

結論から言いますと、個人旅行者が旅先で貴重品を落とした場合、手元に戻る可能性はゼロです。絶対に返ってこないと言って過言ではありません。しかし、場合によってはなんとかなる場合があります。その例が今から書くT/C、トラベラーズチェックの紛失です。
  「T/Cは落としても安全なんて言うけど、本当に落とすやつなんかいないんじゅないの? 」「よほどのアホだよな」と言っていた自分が、そのアホになっていたのを気づいたのは、オーストラリアのゴールドコーストで仲間とコンドミニアムで短期滞在をしていたときでした。まず全ての場所を徹底的に探しました。しかし、どう探しても出てきません。考えてみれば、前日はお隣のNew South Weles州にバスで出かけていたので、その車内・行程で落としたのではないか、と気がつきました。ないものはないで仕方ないので、まず、警察へ行きました。
「こんにちは。日本から来た旅行者ですが、t/cの届けものってありますか?」
警察官 「んなものないねぇ」
「昨日NSWに行っていたんですけど、そちらの方へ連絡取ってもらえますか?」
警察官「管轄外で無理だねぇ。自分であっちに問い合わせてくれ。」
「はぁ・・・」
仕方ないの警察をあとにしました。でもその時持っていたT/C をよくよく見ると、発行会社(Thomas cookてした)の現地オフィスがすぐ近くにあることに気づきました。そこで発行時にもらった書類を全部もってThomas cookへ出かけました。
「あのー。T/C落としてしまったみたいなんだけど、再発行していただけますか」
窓口嬢(事務的に)「カウンターサインはしてありませんね、使用したナンバーは覚えてますね」「じゃあこの書類を書いてください」
というわけでA4で3枚。どこで、何かどうやってなくしたのか詳細に書かされた後、数分で全額が再発行されました。あまりにもあっけない作業にぽかんとしてしまうほど。ここで教訓。
1.T/Cはいざというとき威力を発揮
2.発行時の書類は全て現地へ持って行く
3.旅先にある現地オフィスを確認しておく
4.使用した番号(せめて金種・枚数だけでも)をメモしておく

「ニセ警官に囲まれた!」

警察官を装った詐欺犯罪

イタリアにて

イタリアはとても美しく、楽しい国で「同じ国はできるだけ行かない」ことをモットーにしている私も3回行っている国なのですが、ヨーロッパの中では治安が悪いことでも有名です。特にローマは観光客相手に様々な犯罪者が毎日大活躍です。その手口も、危険性も十分承知していたのですが、いざ出会うとドキドキハラハラ・・・。つい舞い上がって冷静な対応ができなかった私でした。
  イタリアを数週間かけ、端から端へオープンカーを借りて旅していた時、最後の街としてローマを選びました。車があってもじゃまなので徒歩でカラカラ浴場付近を妻と歩いていました。いつもどちらかというと、汚い格好をし、大きなリュックを背負っていたりしたのですが、その時は身軽に歩き、まるで新婚カップルのように見えたのだと思います。突然古いロシア車が止まったと思うと、40代くらいの東欧出身のようなオッサンが飛び出てきて地図を広げました。
オッサン 「ねぇねぇ君、今からバチカンに行きたいんだけど、どこか知ってる?」
車で動いていたくらいですので、土地勘はバッチリ。道もしっかりわかっていた私は具体的に方向と道を指しました。
「それなら、この道をまっすぐ行って、大きな通りにぶつかったらそれを右に・・・」
ところがオッサンは人の話を聞かず、脇道の公園みたいな方向へ私たちを誘い、ここで教えろ、と地図を広げます。 仕方ないので、それでちゃんと説明したのですが、納得してくれない様子。「だからこの道を・・・」と言ったとき、突然背後から声がしたのです。
背後の声「おまえ達、動くな」
いつの間にか背後に私服警官らしい人が立っていました。その手には何かの証明書の様なものが。
私服警官 「大丈夫。私はツーリストの安全を守っているものだ。君たちの安全ためにいくつか確認したい。協力してもらえるか?」
「・・・はぁ」
私服警官「まず、君、パスポートを持っているかね?」
「ホテルに置いてあるのでありません。コピーなら・・ハイこれです」
私服警官「君はどうだい?」
オッサン「・・ハイ(あわてながらも怪しそうな国のパスポートを差し出す)」
私服警官「よし、では、君たちの財布の中身を確認したい。まず君(とオッサンを見る)」
オッサン「・・ハイ(あわてながらも財布を出す)」
私服警官「チェックするだけだからな・・・」とチェックを始めた。

・・・・ここまでは彼らの動きに素直に対応していた私ですが、さすがに微妙な雰囲気を感じました。そしてとなりにいる妻に、小声で、もちろん日本語で「オイ、こいつら怪しいぞ」「逃げた方がいいよな」「・・・よし逃げるぞ」「せーの」とダッシュしました。
私服警官「オーイ待て待て 日本人!! (WAIT! WAIT! Japanese. wait!)」
100mほど逃げたところで後ろを振り返ると追いかけて来ませんでした。
考えてみれば「ニセ警官」としてずっと前から有名な手口でした。友人からも何度も聞かされた話ですが、いざ出会ってみると、ドキドキしてしまった自分がいました。
あの場で財布を渡してしまうと、チェックしているふりをして、きちんと高額紙幣を数枚抜き取るそうです。
比較的早めにそれに気づけたのが、旅の終わりということがありました。この時までイタリア国内を旅してきて、たくさんの警察官に出会いましたが、警察官に文句を言う人がいたとしても、警察官から声をかけられることは全くなかったからです。教訓。
1. トラブル多発地帯では、本当に犯罪者はいる。
2.制服で信用しない
3.怪しいと思ったらダッシュで逃げる

 

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